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[185035] 砂時計
詩人:どるとる [投票][編集]


ひとりで見ていた世界はとても
暗くて 寂しかったよ
ふたりで見る世界はまばゆくて
たくさんの音と光にあふれていた

絶えず落ち続ける 砂時計
半分を切った今も
スピードを落とさず刻々と命を削ぐ

目を閉じ 耳をすまし 暗闇と無音の中に
描いたものを 僕は世界と呼んでいた

だけど 目を見開き 耳をふさいでた手を解き放って そこにあるものが世界だと気づかされた

ほらもう ひとりでもうまく歩けるよ
君がくれた勇気だ

ありがとう。

2014/05/20

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