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[186396] 季節
詩人:どるとる [投票][編集]


水清き 河の流れにわたしは笹舟を浮かべ
たくした願い事ひとつ
季節はただようように手のひらからすべり落ちる

濁りのない透き通った赤子の額のように
白く 輝く 決意

岩のようなかたい意志を 胸の奥に抱いたまま
少年は 追えどつかめぬ明日を追いかける
夏の暑さに 目が眩み
冬の寒さに 凍てついて
それでも 暖かな春を待ち
何度でも 何度でも
押し寄せては引いてゆく繰り返す季節の波に

わたしはわたしを乗せるのです。

2014/09/17

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