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[188276] 海を知らなかった頃
詩人:雪 刀寿 [投票][編集]

想像が貧困だった頃

海はいいものと思っていた

海に乗り出して突然怒鳴りつけられた

ヨットマン養成機関で、
白い帆を笑顔で眺めていたら、後ろから怒号が飛んできた


「レジャーやってんじゃねー」と

それからしばらくして愛の夢が砕けて現実に変わってきた

一人で船を動かせない
客観的目線が必要

でもまだまだ分からなかった

30年も経って、
昼間に 人を喜ばせる感覚が入ってきた 今
おもてなしの ホスピタリティー精神 によって はっきりしてきた

「心で泣いて顔で笑う」女性の立場を

サービス業の男性は さしずめフーテンの寅次郎さんに似てて

それはデズニーランドも変わらない

悲しい歌を笑顔の時も歌う いささか後ろめたいプロ魂

罪悪感が未来を作る

こうして
それまで知らなかった事柄を分かり始めた頃に戻って
気を引きしめ、涼風を浴びる 夏前の期待感ゾクゾク=武者震い


2015/05/24

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