泣いたり 笑ったり それなりに忙しい日々をのらりくらり かわしていく悲しいことのいくつかと嬉しいことのいくつかを抱えたままで 引き続きの旅へ忘れたような 思い出が ふとまぶたの裏にまだ あの日の痛みだったり ぬくもりを覚えているから今 少しずつ 朝へと向かってゆくこの緩やかなスピードに身をまかせて毎日色を変える季節 急ぐ僕を風が笑うしゃんとした夜明けまえの心だけ 額からはみ出したまま底冷えした世界を 見つめてる。
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