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[189257] メッセージ
詩人:どるとる [投票][編集]


一日の終わりに降る雨は
散らかった思い出を片づけるようだなあ

余計な配慮をするくらいならば生まれたくなどなかった
産み落とされたこの悲しみに
どうか終わりがあるならば
その時、僕は命もいらないから

目を閉じて 耳をふさいだままでも

目をそらせない 聞き逃すことはできない

生きてる音や 風のざわめき 川のせせらぎ

それは 心に直接 伝わるメッセージ

かわすことのできないメッセージ

あなたが紛れもなく生きてることを

どうしようもなく証明している。

2015/09/24

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