ホーム > 詩人の部屋 > 過去ログ > No.1-999 > No.19「空回り」

過去ログ  〜 過去ログ No.19 の表示 〜


[19] 空回り
詩人:トシ [投票][編集]

必死に握り締めている…いつでも気付けるようにと。

必死に祈っている…貴女が幸せでありますようにと。

必死に考えている…二人の笑顔が絶えないようにと。

私はいつも空回り…くるくるくるくる回転するだけで、何の意味も為さない。

歯車が届かない…

そっぽを向いて、くるくるくるくる回転するだけで、何の意味も為さない。

本当は、回転すらしていないのかもしれないけれど、私は今も空回り…

一人でくるくるくるくる回転している。

2002/12/06

前頁] [投票する] [次頁

- 詩人の部屋 -