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[2133] 世界と世界の狭間
詩人:孤 花 [投票][編集]

ずっと好きだったの

知ってたよ

寂しそうに笑った


知っててくれて良かった

知ってることも知っていたけどね

記念撮影の時

私のとなりに写ってくれた

精一杯の優しさだったよね

きっと

昔のままのふたりで

きれいな気持のままでというメッセージ


貴方は優しいから

簡単にはできなかったよね

だけど私を信じてくれたのよね


なのにごめんね

私は無理みたい

貴方を欲しいと思ってるもの

ごめんね






ほらもう分からなくなってくる

境界線が足元まで来てるのに

この胸の痛みが酷くなるばかり

この世界にとどまることが

一体誰の望みなのかも

もうよく分からない



またあの場所へ

私を連れていくの?

甘い嘘の中で

永遠に眠らせるの?

2004/11/05

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