詩人:メロンソーダ | [投票][編集] |
気付いたら僕は今日も
君を遠くから眺めて
風力発電が出来るほどのため息をついていた
僕と君は同じクラスだから
僕は視野に入る君が気になって仕方ない
MDから流れた曲が
君を取り巻くピンクのほわほわした空気の感触を思い出させた
僕は君を忘れたいんだと
ピノキオなみの嘘つき理由つけて
君を避けているけど
本当は君に話し掛ける勇気もないのさ
だから僕は
やっぱり垂れ下がった目とセットをする気もなくしたぼさぼさの髪で
君に話し掛けられるのを
ものほしそうにしているのさ
雨がふる中
君の乗ったバスが
濡れてる僕を
追い越していった