詩人:高級スプーン | [投票][編集] |
深夜3時すぎ
眠れない夜
少し起きて
パジャマのままで外に出た
誰かに見つかる前に
ホンネを置いて
僕は走って逃げたんだ
人目につかない場所に
置かなかった理由は
上手く言えないから
捨てずに今も
頭の中で放ったらかし
整理された部屋にある
ゴミ箱の中で丸くなる僕
少し窮屈で退屈だけど
ココが世界で一番
居心地良い
本物のホンネは
手の届かない場所にあって
長年放置していたせいで
埃塗れになってる
いずれ私は
潰されるんだろう
積もり積もった
ホンモノによって
此処に居る
私は捨てられる
ゴミとして