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[2586] 君は君だから。
君は夏になるといつも綺麗に空を仰いでいる。
一輪でも綺麗だけど、沢山集まると誰もが思わず息を飲むほどだ。
君はいつも太陽を見ている。
それは太陽に憧れているのか?
黄色いその花びらは、あの太陽を真似ているのか?
いくら真似ても、君は花。
それ以外にはなれやしない。
君は君。
他の何にでも無い。
同じ様に、誰も君にはなれやしない。
君は君なんだよ。
君は綺麗で美しい大輪の黄色い、
『向日葵』
2003/06/25
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