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[26113] 春になったら
詩人:孤 花 [投票][編集]

あいつのスイカのような大きな口の笑顔も
もう見られなくなる

愚痴と愚痴と愚痴を落としたあの路も
もう歩けない

眠りを誘う暖かくて心地よいお気に入りのホール

ひんやりするような緊張の空気が懐かしい英会話室

だいきらいだった英語

これからはちょっとだけ好きになってやるか



全くどうしてくれよう

もっともっと輝いた世界が見たかったんだぞ

毎日ガランとした賑わいにかける校舎め

どうしてくれよう

まともにトキメクこともなかったじゃないか

キャピキャピした声の集合体はもううんざりだぞ


どうしてくれよう



さみしいじゃないか

君達と離れるのが



さみしいじゃないか



涙があふれてくる

笑える



どうしてくれるんだ



さみしいじゃないか

2005/01/26

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