詩人:孤 花 | [投票][編集] |
あいつのスイカのような大きな口の笑顔も
もう見られなくなる
愚痴と愚痴と愚痴を落としたあの路も
もう歩けない
眠りを誘う暖かくて心地よいお気に入りのホール
ひんやりするような緊張の空気が懐かしい英会話室
だいきらいだった英語
これからはちょっとだけ好きになってやるか
全くどうしてくれよう
もっともっと輝いた世界が見たかったんだぞ
毎日ガランとした賑わいにかける校舎め
どうしてくれよう
まともにトキメクこともなかったじゃないか
キャピキャピした声の集合体はもううんざりだぞ
どうしてくれよう
さみしいじゃないか
君達と離れるのが
さみしいじゃないか
涙があふれてくる
笑える
どうしてくれるんだ
さみしいじゃないか