詩人:ℒisa | [投票][編集] |
震動するフロアの隅で
酔えないカクテル片手に
弾け跳ぶ様な彼女の踊りを
見ているのにも飽きてた
今までの記憶の中に自分を置いて
涙堪えるのに必死だったし
これからに希望持つのも嫌だった
浮かない顔した私の耳元に
彼が話しかけた
笑顔の彼に
慌てて作った笑顔で返した
今まで君の事でいっぱいだった頭の中や心の中に
少しづつ無理矢理に彼が入り込んだ
今まで君の事しか受け入れなかった私の躰の中にも
次の日には彼が
また少し無理矢理に入ってきた
不思議と自然に
笑顔でいられる様になってた
彼に出会った日が
君を失った日