雪の降った打ち上げの帰りいつもよく見てたお前の後ろ姿がいつもより遠くを歩いているようで一粒の雪に目を寄せて雪をとらえようとするお前はいつもよりもっと百倍は愛しく思えて僕はみんなと一緒に平然と歩いていることが精一杯で僕は手のなかで溶けない思いをもてあそんでいた別れ際お前は何気なく笑顔で手を振っているホントはここで俺はお前に呼び止めてほしかった真っ白な雪はつかまえてもつかまえても手のひらを覗き込めばそこにはもう涙しか残っていなかった
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