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[29615] 寝たらぬ夢
詩人:soul [投票][編集]



頭に浮かぶのは鮮やかな色
来た道を辿ってみても掴めないままで
また立ち止まって
振り返って
幾つか同じ様な季節が過ぎました
幾つもの沈む陽を見ていました

窓から切り取った風景は
いつの間にか色を変えていきました
思い出は束の間の夢みたいで
気付いたら同じ様な季節でした
何故だか切なくなりました

言葉を一つ探して
いつの間にか忘れて
束の間の恋慕
春風に吹かれて薄れていきました
指折り数えた幾つかの喜びは
さよならも言えずに
波音にさらわれて忘れてしまいました

呑まれてしまうのです
何も言えない位に
心が揺れるのです

2005/03/12

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