ホーム > 詩人の部屋 > 過去ログ > No.3000-3999 > No.3048「たった一瞬だけどたった一つの」

過去ログ  〜 過去ログ No.3048 の表示 〜


[3048] たった一瞬だけどたった一つの
詩人:孤 花 [投票][編集]

例えば

雀がチュンチュン鳴いて

光が優しく射し込んでくるような朝は

いつまで続いているんだろう


この先こんなに当たり前の夜明けは

限りなく続くわけはなくて


この星以外の朝に

もしも朝日が射したとしても

雀は鳴かない

私もいない

小川の音も聞こえてこない

みんな違う

全く違う



ねぇそうでしょう?

2003/07/14

前頁] [投票する] [次頁

- 詩人の部屋 -