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[32209] 風に乗って
詩人:Я@κλ [投票][編集]

ポカポカ陽気の空
足元見ると一面ピンク色
“転んでも痛くなさそう”って
君は微笑みながら
両手広げて走り出す


桜の花びらが
全部を真っ白にして
世界を変えた時

その瞬間が
一番綺麗だと思った


多分きっと桜が
僕の中に咲いている

灰色のコンクリートの道を
ピンクに染めた時
僕の桜の花びらが
風に乗って

君に止まる


散らばる雲の下を二人で歩き
微笑む君を見て
また
この季節が来た事を教えてくれた


ピンクの絨毯の上で笑う
君の好きな季節


春の桜並木の中
君につられて


笑う僕


2005/04/17

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