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[32218] 
詩人:惑い人 [投票][編集]

僕は空を飛べる

確信を持って言うのは
傲慢だろうか

だって仕方ないじゃないか
ひと月前から始まった
肩甲骨のむず痒さ
今や最高潮

翼が僕の背中の皮膚を
突き破りたくて
駄々をこねてるんだ

だから今ここにいる
屋上の柵を乗り越え
コンクリのわずかなでっぱりの上

下がうるさくて嫌になる
さっきも言っただろ
飛び降りるんじゃない
飛ぶんだと

さあ行こうか僕の翼
ほんの一歩踏み出せば
一緒に自由になれる


出発・・・!

2005/04/17

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