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[32681] 別れ
詩人:Ray [投票][編集]

もし 今

君と僕の
考えてる事が同じだとしたら


こんなに切ない事は無いと

僕は思う。



一つの言葉で

ガラスの空気が
壊れた瞬間



君は 嘘を見抜かれて
焦る子供のように

僕を見つめた。



その瞳の奥に
描かれた未来の中に

僕は居ない事



僕は とっくに
分かっていたよ。




そして 優しすぎる君が

それをずっと
言い出せずにいた事も

僕は とっくに
気付いていたよ。



出来れば

愛で重なりたかった
僕らの思い。



それは 今

哀しい涙で
重なり合った。



2005/04/24

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