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[34083] 雨の唄
詩人:安曇 [投票][編集]

涙に濡れた
切なき


誰にも
話せぬ


静かに思い出すのは
こんな
雨の日

「いつか」になった
あの
想い

心の奥に
閉じ
込めて

こんな雨の日には
そっと
心の奥から取り出すの

お風呂の
温さが
妙に切なく感じる

あなたの
温度に
似ているから

霧雨
体に
張りついて

静かに
体温
奪う

どんなに
嘘を
重ねても

痛むの

僕一人


雨の唄

雨の涙

雨の切なさを

知りました。

2005/06/06

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