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[3416] 
詩人:放射能] [投票][編集]

スクラムを組んで
押し込むように
突進するように
トライしてみせる
君がOKするまで

不規則に転がって
ハネるボールみたく
ぼくの気持ちは
あっちにフラフラ
こっちにフラフラ
したりしないよ
         
この9回の打席が
最後のチャンス
バックスクリーンに
君がいると仮定して
ボールが愛と仮定してサヨナラホームラン
         
サヨナラでも
勝利でも
このことだけは
簡単に
諦めたりはしないよ
         
キックオフ!
いよいよ始まった
華麗なドリブルで
敵も味方も
置いてきぼりにして
ゴールを捧げるよ
君にあげる
         
白と黒のボールが
天使と悪魔のように
君のことで悩んでも
これだけは変わらない君にシュートする
         
長距離をただ走る
一心不乱に走る
ひとつのことだけを
繰り返していたよ
ゴールのテープを
持っているのは君だ
ぼくはテープがほしいなにより君がほしい
一番に飛び込むよ
         
ご褒美は君だよ
目の前にニンジンを
つられた馬のように
発狂寸前で走ったよ
 

2003/08/01

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