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[34188] 埃被るアルバム
風に聞く明日
烏は全てを見下ろした
段々と近付く飛行機の音は
ボクを何処へ連れてくの
今日が明日に変わり
明日が今日になる
当たり前なその流れに
境界線を探す
机の上で開いたままのアルバム
ホコリが時の経過を指し
からすの鳴き声さえもが嘆いているように思う
あぁ今日のこのページもまたアルバムになり
いつかの未来の僕はまた、埃を被すんだろうか
進む時の中で進まない僕はもう
置いていかれそうだ
2005/05/11
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