繋いでた手が離れて
文字通り
別々の道を
歩き始めた 僕ら。
どんなに
時が経っても
もう二度と
僕らの道は
交わる事はないんだと
分かった。
これから お互いが
どんな道を辿るのか
誰と出会い
どんな恋をするのか
どんな形の
幸せを手にするのか
何も知らず
分からずに
同じ世界
同じ時代
だけど
別々の時間を
僕らは
それぞれに
過ごしてく。
君が
幸せになれるなら
それでいいと
僕は云ったけど
本当は 違う。
僕は
君の「幸せ」が
「僕」であればいいと
本当は ずっと
願ってた。
2005/05/23