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[3712] F
ぼくの
心臓を削らないで
すり減ってゆく人生に痛みが走ったよ
ぼくに
衝撃を与えないで
噛み切っている執着に迷いが走ったよ
ガラスの胸に
雨が窓をたたく
危険信号
不特定に発して
ぼくを
時々も怒らないで
のみ込んでいた状況に狂いが走ったよ
ぼくに
ドキドキを求めないで強制的な愛憎に
悩みが積もったよ
ガラスの胸に
雨が窓をたたく
危険信号
不特定に発して
平気な顔する
その名は不安
とらわれの不安
2003/08/20
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