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[37612] 名前は思い出せない
窓の外
山の向こう側に
沈んでいく
そう丸くはない月を見て
ちょうどあの山の
向こうくらい昔
道端の雑草を摘んでは
コップに水溜めて
窓辺に飾った事
何となく思い出した
道端の花は
道端で咲いていた方が
綺麗なんだと
今ではそう、
思うのだけれど
あの月くらい昔は
そんなへんな
いつの間にかの決定事項
無かったのに、と
触ると弾け飛ぶ
へんな種を思い出しながら
眠りに落ちた
弾ける夢を、
見るかもしれない
2005/06/21
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