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[4141] 故郷
詩人:孤 花 [投票][編集]

電車の窓辺

通りすぎていった町が
一つの島に見えた


ずっとあの場所で

泣き虫だった幼児期

お転婆だった少女期

そしてあっという間だった

君と過ごした時間


みんなあそこで起きた事



通りすぎていった一つの小さな町の

小さな学校

小さな思い出の川

小さな君

君のいるような錯覚



君がいない町

2004/07/23

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