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[41757] 二度目の夏
詩人:リオ [投票][編集]

淋しい春が二度

一度目は『都会のさくらが見慣れないため』

二度目は『色彩あふれるさくらが散ったから』


胸踊る夏が一度

それは『色彩あふれるさくらが夏に咲いたから』


心身ともに落ち着く秋が一度

それは『色彩あふれるさくらが俺だけに、優しい言葉をかけてくれたから』

雪がさくら色になった冬が一度

それは『さくら色に彩られたきみが居たから』

きみは雨が好きだったね

きみが雨に濡れて風邪をひかないか、心配していたよ

きみは弱い風でも寒がってしまう
さくら色に彩られた子だから

もうすぐきみの好きな夏だよ

この夏で二度目だね

もう一度『夏のさくら色に彩られたきみがみたいよ』

2005/07/24

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