| 詩人:リオ | [投票][編集] |
淋しい春が二度
一度目は『都会のさくらが見慣れないため』
二度目は『色彩あふれるさくらが散ったから』
胸踊る夏が一度
それは『色彩あふれるさくらが夏に咲いたから』
心身ともに落ち着く秋が一度
それは『色彩あふれるさくらが俺だけに、優しい言葉をかけてくれたから』
雪がさくら色になった冬が一度
それは『さくら色に彩られたきみが居たから』
きみは雨が好きだったね
きみが雨に濡れて風邪をひかないか、心配していたよ
きみは弱い風でも寒がってしまう
さくら色に彩られた子だから
もうすぐきみの好きな夏だよ
この夏で二度目だね
もう一度『夏のさくら色に彩られたきみがみたいよ』