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[43314] 花火大会
詩人:シア [投票][編集]

大人の群れに混じって

あまりにも幼い私たちは 歩いた

私は花火でなく、

君の横顔を見ていた

最後の最後で手をつないで、

バイバイ。



でも
私たちの恋は

まるで
あの花火のように

儚く
淡く
美しく

散ってしまう気がして

幸せになるコトに、
慣れていないからかな



嫌だ

ずっとこの空を
彩っていたい

この手のぬくもりを

無くしたく
ない。

2005/08/05

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