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[50152] 誰かに贈る詩
週末の帰り道
ふと空を見上げると
綺麗な虹がかかっていた
道端に生えていたタンポポは
ソレを祝うかのように元気に種を飛ばす
学校帰りの小学生が
昔の自分と少し似ていた
大人になるにつれて
社会のルールにはめられ
自分の存在は小さくなる
でもたまに思う
世間ってもっとヒドイもんだとおもってた
夕方からの土砂降りは
まるで自分の傷ついた心を取り除くかのように
流し去っていった
2005/09/29
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