手首には無数の傷が残っているのに俺の心臓は今もこうして動いている傷を見る瞳だってこうして機能しているというのに心は“あのとき”で止まったまま生きたまま死んでしまったから何も知らない何も知りたくない知らない知らない知らない出会いも別れも傷の理由も何も知らないだから君だって本当はどこかにいるはず、だろう?
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