詩人:ライカ | [投票][編集] |
月が呼ぶのか
孤独が招くのか
さあ
時間です
− AM2:00
ぼくらは
教わらなかったこと
教わりに行こう
金の価値の変わるスティジ
人の価値の変わるスティジ
「僕は望まなかった
何一つ
望む暇など無かった」
ああ 手が悴む
[片目の潰れた猫が貪る]
痺れが くる
[諦めのいい奴は喰い尽くされた]
痛みに変わる
[ぬくもりはいつだって儚くて]
頭が 最高に冴えてくる
掃き溜めの中で
深呼吸
ヒフに食い込み
粗末なざらりを残す
コンクリート
他人の骨の硬さ
鼻をつく残飯臭
ジワリと染みる夜露
どんな風に
見上げても
星には
手
届かないんですか?
先生 。