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[52320] 星空教室
詩人:ライカ [投票][編集]

月が呼ぶのか

孤独が招くのか

さあ
時間です


− AM2:00


ぼくらは
教わらなかったこと
教わりに行こう


金の価値の変わるスティジ

人の価値の変わるスティジ



「僕は望まなかった

何一つ

望む暇など無かった」


ああ 手が悴む

 [片目の潰れた猫が貪る]

痺れが くる

 [諦めのいい奴は喰い尽くされた]

痛みに変わる

 [ぬくもりはいつだって儚くて]

頭が 最高に冴えてくる

  掃き溜めの中で

   深呼吸




ヒフに食い込み

粗末なざらりを残す

コンクリート


他人の骨の硬さ


鼻をつく残飯臭


ジワリと染みる夜露




どんな風に


見上げても


星には





届かないんですか?


先生 。



2005/10/16

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