公園のベンチの上一人うずくまる君手をのばし肩を寄せ抱きしめてあげたいけれど私にはできなかった子供だったから冷え切ったこの汚れた手は君に触れる資格さえないように思え…今までこんな時そばにいるのはあいつの役目だったんだろうでもあいつにはもう何も言えないんだねタバコを吸うためのけぞった君の足小刻みに震えてたから君の上着の裾を引っ張るので精一杯で思ったこともろくに言えないままで夜が明けてしまった…明るみだした空の下救急車の音だけが響く
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