今年もカシオペア座が輝いてる──────────────────────『あれがカシオペア座ーそんで、あっちが北斗七星。』キミは指さして言った。いつもより少しうれしそうだ。2人寝ころんで、空を見上げる。そんな当たり前のことが、すごく幸せだった。『少し寒いね?』そう言ってキミと肩をよせあう。ぅん、悪くない。寒空の下、後少しだけ、こうしていたかった。今年は、一人で見上げた空。カシオペア座が見あたらない。
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