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[61790] 黄昏〜希望編〜
詩人:フィリップ [投票][編集]

ここ最近の君は
僕の知らない君へと変わった
気付かない程 遠い道
君は僕より先に歩いてる
遥かな夕暮れの中
君は僕の隣で笑ってたけど少し目を離せば君は
何処かへいってしまいそうさ
有珠紅色に染まった
君の小さなその手を
どうしようもなく
握り締めたくなった
あと少しだけ
君と二人でいたくて
僕は歩める足を
緩めている
朝日に煌めく君と
揺れるいつもの満員電車
つまらない程 乾いた空気
君は窓の外に 黄昏れてる
静かな午後の帰り道
ふと見た駅は落陽に輝く
焦り出す僕の体を横目に
君はそっと立ち上がった
サヨナラの季節は
直ぐそこまで来てる
もう一度 同じ景色が見えたら
僕は全てを忘れるから
だからお願い
側にいてよ
例えば それが夢であっても

2006/01/02

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