| 詩人:花 | [投票][編集] |
今まで別の家路に向う僕達が
今日から『またね』がなくなる事だと思っていた
淋しいって言葉がこの世からなくなって
僕の心に 帰る港が出来たんだ
暖かい春がやってきて
冬将軍にはかわりに戻ってくることのナイ片道切符を渡してやった
幼かった僕は
春ばかり待ち望んで
帰る家に君が待つことを当たり前にして
幸せばかりを想像してた
幼かった僕は
すれ違いの日々や
伝わらない思いや
二人でいるのはずなのに淋しく感じる気持ちに
徐々に結婚の意味を疑い始めた
惰性やなりゆきでここにいるはずではないから余計に愛の意味を疑い始めた
部屋の片隅で
蹲りながら
後悔の念に押し潰されそうになったんだ
幼かった僕は
あの日 愛だけで生きていけると
錯覚したのかもしれない