気づけばいつも二人だった。隣に貴方がいるのが当たり前だった。貴方が離れるなんて、考えたこともなかった貴方も、私が隣にいるのが当たり前だと思ってると理屈なんてひとつも無いけど、純粋に信じていた。人の気持ちは不安定。ころころ転がるボールのようにまるで、定まらない。あなたも、ボールだったんだね。でも、気づけば隣にいてくれた。貴方の大切さを忘れていた私も不安定なボールでした。失って気づく当たり前の大切さ。気づけば当たり前に、貴方を想ってる。
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