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[69649] 鏡に自分を映す
詩人:タコス [投票][編集]

「さめることのない一時の夢」

 夜、明かりを求めて窓にくっつく小さな虫たち、そしてそれをねらう雨蛙。
彼等は部屋の中からの僕の視線というものに、おそらく気付いてはいまい。眼中にないのだ。
 同様に、僕の背後にも視線ならぬ何かがあるだろう。その意味はまだ分からない。
 

 あっそうだった。
 「わたし」はいないのだ。


 「その状態が訪れる」という事から言えば、「目が覚める」も「眠りに就く」も同じである。
 これはトリックではない。


 ”しゃくやくばつ”  平成元年1月8日 路上にて


 小さくて、いっぱいごろごろしている。

2006/03/19

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