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[6973] 前の壁と後ろの壁
詩人:孤 花 [投票][編集]

まぶたが重いのに
いつまでも眠れないのは
何かが間違っていると
貴方が咎めるから

消えそうな想いの灯も
なぜかそのままなのは
沢山の出来事の中で
必要だと証明してくれるものがあるから

ねぇ分からない

変わって欲しいと願いながら

この場所から高く飛んで

私は何が得られるのだろうか

何がいけなくて

何が正しかったか

本当に誤っていたなら

ここにいる自分を認められるものは

何もないはずなのに…

後ろになんか戻れない

前にも進めない…

2003/12/27

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