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[70061] 君という非日常
君の指先が
携帯画面を
なぞり
部屋の壁に
長い長い影が
躍った
君がここにいるのも
僕がここにいるのも
深い意味なんて何もなく
お互いの
あたたかい音色に
導かれるように
ただ寄り添った
愛しいと
言葉にしてしまえば
壊れそうな
時間というものに
容赦なく
流されてしまいそうな
そんな非日常を
僕はまだ
どこに結べばいいのか
わからずにいた
2006/03/24
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