朝露の潤んだ瞳嘘ではないこの時を渡り遠浅の君の素振りにこれまでの痛みを眠らせたかったあたし一花涙に浮びまとった波紋心のトビラを叩いたのは誰?どうぞ好きなだけ泣いてよちからいっぱいのばした君のてがとどきそうで君の心がとどかない溢れだした感情は波打ち最後に君が見せる笑顔を待つ季節雨は降りつづくからあのユラメキ陽炎も消したんだ夏濡れたままの姿が乾かない心も知っているそれは海の見える窓際に立つ君の涙をツーっと流し岐路
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