詩人:BattlE HearT | [投票][編集] |
最初はほんの少しでも
時が流れるにつれ
どんどん大きくなる
新しいものを築くより
壊れたものを直すほうが
ずいぶん難しいんだな
俺の傷ついた心と身体
ボロボロ過ぎて
もう治せねぇや
そんなどうしようもない夜誰かを抱いていたくて
人の温もりを感じたくて
助けを呼ぶ弱すぎた声は
静かな霧雨に
掻き消された
届かない声に
気付く人はいるはずもなくただ無力な声が
この部屋に響くだけ
いっそ誰かを殺して
自分だけのものにしようか
そんな歪んだ感情が
俺を支配していく
ただ愛が欲しかった
それだけなんだ