まださよならを知らないその世界の片隅へ歩を進める私は移り変わる視界にふらふら風と共に来て風を置いて行きさらさら水を辿って来て水に置いて行かれゆらゆら花に足を止められ花を置いて行ったさよならを知らないこの世界の片隅で今はまだ終わらない歌を口ずさむ
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