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[81184] 唐の日あの時あの場所で
春の風舞う花びらは
どこか切ない面影を
まとってる気がして
朧気に立ちすくんだ
涙で視界をつぶして
涙の後を風にあてて
涼しげにつよがった
笑い合ったりしてた
あの桜木の真下から
覗きこんだ町並みは
まだ鮮明に覚えてる
君の隣りで見ていた
君の悲しげな表情を
僕はまだ覚えている
忘れたいはずなのに
忘れられない僕が…
まだここにいるんだ
2006/07/17
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