アタシの知ってる
あなたはもういない
この重苦しい雨に
飲み込まれてしまったんだ　きっと

そういうアタシだって
いつ消えてしまうか危ういところで
ほら　もう足の先がぼやけて
お気に入りの赤いクツが見えやしない

この重苦しい雨に
飲み込まれてしまう前に
言い忘れたことがあったから
アタシの唇が逃げ出さないうちに
はやく言葉を思い出さなきゃ

はやく言葉を思い出さなきゃ
はやく言葉を思い出さなきゃ
はやく言葉を思い出さなきゃ
はやく言葉を思い出さなきゃ