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[82494] 戦跡の街衢
詩人:はちざえもん [投票][編集]

ぽつぽつと
語り始める彼の言葉
異国の言葉と流れるワルツ
旋律は静かに調和する

ナショナリズムにみる支配と
エスノセントリズムにみる自立の果て
一から七までを内包した
北西の内乱地帯

彼の言葉には
和平へ祈りと民族主義とが混在する

「未だ終わってはいない。」
彼は僅かに俯いた


答えのない解決策を巡る
晴れぬ思いを引きずる街路樹の道
まるで不釣合いな青い空

またこの場所は、短い夏を迎える
内部に抱えた傷跡は癒えぬまま


俺に出来ることは何もない
無知を恥じ、無力を悟る 戦跡の街衢

2007/11/29

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