蛇口から落ちる雫の水面(みなも)に広がる波紋のように心中騒々と音を奏でる笑っても笑ってもメーターはFULLにならなくて早くグラスの水を捨てなきゃ…新しい水を注げない増えるのは 白紙のページだけで埋まるのは その日までの時間だけで満たされないのは 我儘な気持ちなのだろうグラスの氷をクルクル指で掻き混ぜたなら溶ける音がした涼しくも淋しいだけの音がしたんだ早く グラスの水を捨てなきゃ…新しい水が注げない
[前頁] [投票する] [次頁]