優しいきみは僕の前を歩くくだらない話をしながらきみと一度だけ来た学校の裏の自転車置き場はあの時のまま時間が止まったみたいに大きく深呼吸してみるきみのにおいがしない目の前には誰もいなくて思い出だけが一人歩きする僕はまたきっときみを想いここに来るのだろう何もない場所に不意に涙が流れた
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