過去ログ
〜 過去ログ No.85059 の表示 〜
[85059] わたあめの音符
冷たい涙が
うさぎを見つめた
柔らかいワタアメが雲になった
私は変わらない景色見つけて心に込めた
星形の雪がキラキラ降る頃に
歪んだ桃色の雲が
黄色い流れ星をこぼした
緑の瞳の妖精の猫が甘い太陽ヒトカケラ食べる
桃色の毛を逆撫でて桃色の雲を蹴散らして
小さな暴動の上に
砂糖が降り注ぐ
生命達
夜になればみんな下をうつむく
見えない心
色鮮やかに
羽広げる
雲の中で
2006/09/05
[前頁] [投票する] [次頁]
-
詩人の部屋 -