| 詩人:はちざえもん | [投票][編集] |
皆、病んでいる。そうでなければ耐えられない。
何だったのだろうか、あの頃日がな一日考え続けた僕らの生きる目的なんてもんは。
何なのだろうか、あの頃結局答えなんて出なかった、いつの間にか投げ捨てていた、感情。
僕はといえば思春期の頃に忘れ置いてきた感情に押し潰されそうにいる。
皆、病んでいる。いつの間にやら歯車の中。でもさ、それが、大人なんだと、僕も考える。
馬鹿が馬鹿なりに捻り出した生き方に、後悔なんてしないさ、生きた時間が無駄だなんて思わない。
皆、病んでいる。あの頃ならきっと本気で思ったろうな。
でもさ、自覚しているから怖い。このままずっと堕ち続けるんじゃないか、なんて。
杞憂で終わるさ。今までもそうだっただろ。そう、考えすぎるな。また、戻れるさ。 歯車の一部に?
僕はといえば思春期以来の大きな波に飲まれそうで怖い。
中2以来の感情の波みたいな、そんな堕ち方をしてる。あの頃結局後回しにした僕の僕の中の問題。
今更、首を絞められてる、そんな感覚。
そうだ、思えば老けこんでいた。何を達観して、何をわかった気になっていたんだ。
当の昔、出したと思っていた答えの決着を今、今更、付けなくちゃなぁ…。
何のために?なぜ?何の意味がある?誰なんだ?何なんだ?何処に行くんだ?
皆、病んでいる。答えがなくちゃ生きられない。そうだろ?今は大人の振りしてるだけだろ?
僕はといえばあの頃下らないと投げ捨てた感情に押し潰されそうに生きている。