| 詩人:ゅぅ☆ゅぅ | [投票][編集] |
君は桜並木を見ながら下校してる。
俺は偶然を装い声をかける。
今思うと震えていたかもしれない。
言えない。たったA文字なのに。好き。ぢゃ物足りないのか?
もっと言葉が必要だったのか?とか考えたりもした。
「す」まではでるんだ。
だけどすぐにごまかしてしまう。
へこみながら君を見ると君はこっちを見ていた。
目を細めニッコリとして。
そして「頑張って」と涙ながらに言う。
あ…バレてたのか…と思い、僕は目をそらし、鼻でちょっと笑い、鼻をすすって改めて君を見た。