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[88239] Give something for the Pain
儚い願いに期待を寄せて
独り佇む記憶の窓辺
“変わらない”事など
在りはしなかったのに
薄れていく君を
記憶に繋ぎとめる術さえ知らなかった
“切ない”では
語りきれない程の哀しみの果てに
僕は、何を得る事が出来るのか
光を拒んだ僕の躰に
優しく、手を触れて欲しい。
“抱き締めて”を
云えない僕を理解して
上面でなく奥の、奥まで。
吐き出したい想いは数知れず
けれど
“変わってゆきたい”と思えたのは
君が居たから。
2006/10/26
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